1953-03-04 第15回国会 参議院 本会議 第30号 首相の法的責任はとにかく、政治道義上の責任をとるべしという声は巷に満てる有様であります。道義の問題は政治運営上特に重要なることは多言を要しません。殊に、国民道義の高揚と、これを説く吉田首相といたしましては、恐らく深刻なる自己矛盾を感じておいでになると思うのであります。(拍手)首相の心境をこの際はつきりとお伺いいたしたいのであります。 波多野鼎